
年末年始は、普段よりもゴミが多くなってしまいますよね;
この時期は、年末の大掃除で不要なものを一掃しようとしたり、クリスマスや忘年会で自宅に人が集まれば、その分ゴミも多くなってしまいがちです。
年末年始に離れて住む家族が帰省すれば、いつもより人数が多いですから当然ゴミも増えるでしょう。そんな風にいつもよりゴミが多くなってしまう時期なのに、ゴミの収集は通常よりも回数が少なくなり、普段通りにゴミを出すことができなくなってしまいます!
いつまでも出すことができないゴミが悪臭を放ったり、部屋を占領したりしないように、年末年始のゴミ出しには注意しなければなりません。ゴミに囲まれた年末年始にならないよう、押さえておきたいポイントについて説明します。
目次
年末年始のゴミ出しで気をつけたいこと


普段は地域で決められた曜日・時間に自治体がゴミを収集してくれるものですが、年末年始は自治体も休みに入るので、スケジュールが変更になることは多いです。年末年始のゴミ出しで気をつけたいことについて、見ていきましょう。
年末のゴミ収集日を確認する
年末年始は学校や勤務先が休みになるのと同じように、自治体も休みになります。御用納めが12月28日で、年末年始の休みは29日から翌年1月の3日までなのですが、ゴミの収集に関してはそれよりも休む期間は短いようです。
その自治体、地域によって年末のゴミ収集日の予定は異なりますから、自治体の広報紙やゴミカレンダー、ホームページをチェックして、いつまで収集に来てくれるのか、時間に変更があるのかなど確かめておきましょう。
年末のゴミ収集はいつまで?
多くの自治体の場合、以前はゴミ収集の年末最終日が12月29日、あるいは12月30日としていたようです。今でもそのようなスケジュールにしている自治体もありますが、最近ではギリギリの12月31日まで収集する自治体も。
ただ、ゴミ収集の最終日は普段とは異なる時間までに出す必要があったり、自分の住んでいる地域が該当しない場合もあります。大量のゴミが出たのに、収集に出しそびれたということがないように、自分の地域の収集最終日はしっかりと確認しておいて。間違っても、他地域の収集場所にこっそり置いてくる・・・ということはしないようにしましょう。
また、ゴミは収集する場所に出すだけでなく、直接清掃センターに運び処理してもらうこともできます。年末の大掃除で大量にゴミが出た時は、収集場所に運ぶのも大変ですし、燃えるゴミと粗大ごみなど、収集日が異なるゴミをまとめて片づけることもできますから、直接運ぶのはおすすめですね。
年始のゴミ収集日を確認する
お正月はできるだけ家事も手を抜いて、食事の支度をしていないからゴミも出ない、なんて思っていても、みんなが休みだと思った以上にゴミが溜まってしまうものです。また、年末に出しそびれたゴミにもうんざり、はやく収集に来てくれないかなと待ち遠しくなったりして。
年始のゴミ収集がいつから開始されるのか、これも年末と同じように自治体の広報紙・ゴミカレンダー、ホームページなどでチェックしておきましょう。
年始のゴミ収集はいつから?
年末のゴミ収集のスケジュールは自治体によって異なりますが、年始に関してはほぼすべての自治体が1月3日まで収集をお休みします。では1月4日から収集してくれるのか、というと必ずそうではないようです。1月4日が日曜日なら、1月5日から収集を開始する自治体もあります。年始はいつから収集を開始するのか、こちらも事前に確認しておきましょう。
また、年始最初のゴミはどこの家庭でも大量になるのが普通。ゴミ収集車も応援が出たり、いつもと同じ順番で収集コースを回るとは限りません。「普段は午後から収集に来てくれるから・・・」などとのんびりするのはNG、自治体が定めた時間までにゴミを出しておきましょう。前夜のうちに収集場所に出してしまう人もいますが、カラスなどの動物が散らかしてしまうこともありますし、防犯上も好ましくないので収集日当日に出すようにしてください。
粗大ごみの収集日を確認する
年末の大掃除では、こまごましたゴミだけでなく粗大ごみも片づけたくなる、片づけなければならない場合もあるでしょう。粗大ごみの収集は、週に何度か収集に来る燃えるゴミとは違い、回数が少ないことがほとんどです。
出しそびれないように収集日はしっかりと確認すること、その前に、その粗大ごみが収集に出せるものなのかもちゃんと確認しておく必要がありますね。収集はできないけれど直接搬入するならOKという場合もありますから、分からない時は自治体に問い合わせてみましょう。
もし年末年始にゴミが出たら


年末年始のゴミ、出しそびれたり収集最終日後に出たものは、やっぱり気になってしまいますよね。せっかく大掃除で部屋をきれいにしても、どんと居座るゴミにうんざり、収納に余裕があっても、生ごみなら臭うし衛生的ではありません。
出てしまったゴミ、次の収集日まで少しでも快適に保管できるよう、できることはやっておきましょう!
おすすめの生ごみの保管方法
年末年始になってからでは、急に対策することが難しい方法ですが、家庭用の生ゴミ処理機を使ったり、家の外にコンポストを設置すれば、臭いに悩まれることはありません。しかし、すぐ手に入れることが簡単ではないことに加え、生ゴミ処理機は高価ですし設置場所がなければ難しく、コンポストなら設置するための庭がない家庭には無理でしょう。
お金がかからず手軽にできる生ごみの保管方法は、次のようなものがあります。
生ごみは徹底的に水気を切る
水分が多いとゴミは腐敗し悪臭を放ちます。ですから、出てしまった生ごみはしっかりと水気を切りましょう。生ごみはシンク内で水がかからないようにし、新聞紙やキッチンペーパーで包みます。新聞紙やキッチンペーパーが水分を吸い取り、臭いも漏れにくくしてくれます。
冷凍庫に入れる
生ごみを冷凍庫に?と抵抗があるかもしれませんが、冷凍することによって微生物の繁殖を防ぐことができるので、臭うことがありません。生ごみといっても、調理に食材として使った残りなら食品の一部、腐ったわけではありませんからすぐに処理する分には大丈夫。しっかり密封し、冷凍庫の食材とは分けて保管しておきましょう。
フタつきの容器に入れる
普通のゴミ箱に入れておいたり、ゴミ袋に入れしばっておいても臭いは漏れてきてしまうもの。ゴミを保管するときは、きっちりとフタができるゴミ箱やバケツなどに入れておきましょう。
本やゲームなどは買取がおすすめ





ゴミを捨てる前にちょっと待って!
年末の大掃除、こんなに不要なものがあったのか!と自分のことながら驚いてしまう人もいるのではないでしょうか。もう必要ないからゴミに出したい、収集日は…と調べる前にちょっと待ってください!
その不要なものの中に、本やゲームが含まれているのならゴミに出してしまうのはもったいないですよ。思い出してください、それらを買った時にいくら払いましたか?捨てればそれっきりですが、他に欲しいという人がいるのなら、譲ってはいかがでしょうか。
タダとは言いません。買取ってもらえる可能性がありますから、まず買取り業者に連絡してみましょう。持ち込むだけでなく、出張買取や宅配買取も可能ですから、大量に本やゲームがあっても大丈夫ですよ。
まとめ
快適な年末年始を送るためには、ゴミ出しについてもしっかりと準備してください。収集日・時間をチェックしておき出しそびれないように、そしてもしゴミが出てしまったら適切に処理して年明けのゴミ収集日まで乗り切りましょう。
ただのゴミではなく、まだまだ価値のあるものなら買取を利用しても。本やゲームなど自分が不要だと思っても、意外な値段がつくこともありますから捨ててしまう前にまず相談してみてください。