エクシブ白浜とエクシブ白浜アネックスの最も大きな違いは、「施設のコンセプトと雰囲気」です。落ち着いたクラシックリゾートの「本館」と、明るくカジュアルなリゾートの「アネックス」という、それぞれに異なる魅力があります。
「次の白浜旅行、エクシブに泊まってみたいけど、本館とアネックスって何が違うんだろう?」「予約したいけど、どっちが自分たちの旅行に合っているのか分からない…」
特に初めてエクシブ白浜を利用する方は、客室やレストラン、温泉などの具体的な違いが分からず、予約をためらってしまうこともあるでしょう。
この記事では、エクシブ白浜とアネックスの具体的な違いを7つのポイントで分かりやすく比較します。さらに、子連れ旅行やカップル旅行といった目的別に、どちらの施設がおすすめかも詳しく解説。この記事を読めば、あなたの旅行スタイルにぴったりの施設がどちらか、すぐに分かりますよ。
エクシブ白浜とアネックスの7つの違いとは?どっちに泊まるか一目でわかる比較表
本館とアネックスのどちらに宿泊するか迷ったとき、まずチェックしたいのが施設全体のコンセプトの違いです。他にも客室やレストラン、温泉など、具体的な違いは7つのポイントに分けられます。
それぞれの特徴を理解すると、自分に合った施設がどちらなのかが明確になりますよ。
まずは、ひと目で違いが分かるように、比較表で全体像をつかんでみましょう。これから各項目を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
比較項目 | エクシブ白浜(本館) | エクシブ白浜アネックス | 備考 |
雰囲気 | クラシック・重厚・落ち着き | カジュアル・開放的・リゾート感 | |
客室 | ヨーロピアンテイスト | モダン・爽やか(和モダンあり) | グレードは双方に多数あり |
レストラン | フランス料理、日本料理など多彩 | ブッフェレストランがメイン | 相互利用可能 |
温泉大浴場 | あり | なし | アネックス宿泊者も利用可能 |
屋外プール | なし(アネックスへ移動) | あり(目の前) | 相互利用可能 |
屋内プール | あり | なし(本館へ移動) | 相互利用可能 |
おすすめ層 | カップル、夫婦、静かに過ごしたい方 | 子連れファミリー、グループ | あくまで傾向 |
【施設・目的別】エクシブ白浜とアネックスの具体的な違いを徹底比較
建物の新しさと雰囲気の違いは?コンセプトを比較
建物の新しさと雰囲気は、本館がクラシックで重厚感のある雰囲気、アネックスが比較的新しく明るくカジュアルな雰囲気という違いがあります。
本館は1991年に開業し、ヨーロッパの宮殿を思わせるような格調高い空間が魅力です。ロビーや廊下も落ち着いた雰囲気で、ゆったりと静かな時間を過ごしたい方に向いています。
一方、アネックスは1998年の開業で、本館よりも開放的でリゾート感あふれる内装です。特にロビーは天井が高く、明るい光が差し込みます。アクティブにリゾートステイを楽しみたいファミリー層やグループに人気があるのも納得の雰囲気ですよ。
客室(部屋)のグレードと広さはどう違う?
客室は、どちらの施設も多彩なグレードがありますが、全体的にアネックスの方がモダンでカジュアルな内装の部屋が多い傾向にあります。
エクシブ白浜(本館)の客室は、ヨーロピアンテイストでまとめられた、しっとりと落ち着いた空間です。広さもスタンダードからスーパースイートまで幅広く用意されています。
対してアネックスは、白や青を基調とした爽やかでリゾートらしいインテリアが特徴。こちらも様々な広さの部屋がありますが、特に和モダンタイプの客室は、小さなお子様連れの家族に人気です。どちらに泊まっても快適な滞在ができますが、お部屋の雰囲気の好みで選ぶのも一つの方法ですね。
レストラン(食事)の選択肢と場所は?夕食・朝食のおすすめ一覧
レストランの数は本館の方が多く、本格的なコース料理を楽しめる店舗が揃っています。アネックスには、気軽に利用できるブッフェレストランがあります。
食事をどこで楽しむかは、旅の重要なポイントですよね。本館には、本格的なフランス料理の「ラ・ペール」、日本料理の「海幸」などがあり、記念日といった特別な日のディナーにぴったりです。
一方、アネックスのメインダイニングは、ブッフェスタイルの「コンベンションホール アカデミア」。和洋中の多彩なメニューが並び、家族みんなで好きなものを楽しめるのが魅力です。
朝食も各レストランで提供されていますが、どちらの施設に宿泊していても、もう一方のレストランを利用できますよ。
温泉(大浴場)はどこにある?アネックス宿泊者も入れる?
温泉(大浴場)は、エクシブ白浜の本館にのみ設置されています。アネックスに宿泊している方も、もちろん利用可能です。
旅の疲れを癒してくれる温泉は、本館1階のスパ「テルメ・ディ・サッシ」内にあります。ここには、露天風呂やサウナも完備されており、リラックスするのに最適な空間です。
アネックスには大浴場がないため、温泉に入りたい場合は本館まで移動する必要があります。連絡通路を使えば雨の日でも濡れずに移動できるので、それほど不便には感じないでしょう。温泉でリフレッシュしたい方は、本館に温泉施設があることを覚えておきましょう。
プール(ガーデンプール・インドアプール)の場所と利用しやすさの違い
屋外のガーデンプールはアネックスの目の前にあり、屋内プールは本館のスパ内にあります。夏に屋外プールをメインで楽しみたいならアネックスが便利です。
夏のリゾートの主役、ガーデンプールはアネックスの建物に隣接しています。広々としたプールサイドでのんびりしたり、お子様と一緒に水遊びを楽しんだりするのに最適で、アネックスからのアクセスは抜群です。
一方、天候を気にせず楽しめるインドアプールは、本館のスパ「テルメ・ディ・サッシ」内にあります。こちらは落ち着いた雰囲気で、大人がリラックスして過ごすのに向いています。どちらの宿泊者も両方のプールを利用できますが、移動の手間を考えると、利用したいプールに近い施設を選ぶのがスムーズですね。
宿泊料金に違いはある?予約時の注意点
宿泊料金は、同じグレードの部屋で比較した場合、本館とアネックスで大きな差はありません。料金は部屋のグレードや利用するシーズンによって大きく変動します。
エクシブの料金は、会員権の種類や部屋のグレード、宿泊する時期によって細かく設定されています。そのため、「本館だから高い」「アネックスだから安い」と一概には言えません。
一般的に、広いスイートルームは高価ですし、夏休みや年末年始などの繁忙期は料金が上がります。予約サイトで料金を比較する際は、同じ日程、同じような部屋タイプで比較することが大切です。どちらの施設も魅力的なので、予算に合わせてお部屋のグレードを選ぶのが賢い方法ですよ。
どっちがおすすめ?旅行スタイル別の選び方を解説
ここまで施設ごとの違いを見てきましたが、「じゃあ、結局私たちの旅行にはどっちがいいの?」と迷っている方もいるかもしれませんね。
それぞれの特徴を踏まえると、旅行の目的やメンバーによっておすすめの施設は変わってきます。
ここでは、「子連れ・家族旅行」「カップル・夫婦」「温泉・食事メイン」という3つのスタイルに分けて、どちらの施設がより満足できる滞在になるか、具体的な理由とともにご紹介します。
【子連れ・家族旅行】ならカジュアルなアネックスがおすすめな理由
小さなお子様連れの家族旅行には、カジュアルで開放的な雰囲気のアネックスがおすすめです。
アネックスが家族旅行におすすめな理由は、主に3つあります。
1つ目は、子どもが好きなメニューを選べるブッフェレストランがあること。
2つ目は、夏場のガーデンプールへのアクセスが良いこと。
3つ目は、靴を脱いでくつろげる和モダンの客室があること。
赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭には嬉しいポイントではないでしょうか。周りを気にしすぎず、のびのびとリゾートを満喫したいファミリーにぴったりです。
【カップル・夫婦】で静かに過ごしたいなら本館がおすすめな理由
カップルや夫婦で、記念日など特別な時間を静かに過ごしたいなら、重厚感のある本館がおすすめです。
本館は、ヨーロッパの古城のような落ち着いた雰囲気が魅力です。館内は比較的静かで、ゆったりとした大人の時間が流れています。本格的なフランス料理や日本料理のレストランが揃っているため、ロマンチックなディナーを楽しむのにも最適。
食後にバーで語らうなど、洗練された過ごし方が似合います。温泉施設も本館にあるため、移動の手間なくスパでリラックスできるのも嬉しいポイント。二人だけの特別な思い出を作りたいなら、ぜひ本館を選んでみてください。
【温泉・食事メイン】の旅なら本館が便利なケースとは?
温泉に何度も入りたい方や、本格的なコース料理をゆっくり楽しみたいという食事がメインの旅なら、本館が便利です。
旅の目的が「温泉で日頃の疲れを癒すこと」であれば、大浴場がある本館に宿泊するのが最もスムーズです。朝風呂や夜の入浴など、好きな時間に気軽に温泉を楽しめます。
また、食事にこだわりたい方にも本館が向いています。記念日ディナーにふさわしいフレンチや、新鮮な海の幸を味わえる日本料理など、レストランの選択肢が豊富です。もちろんアネックスに宿泊しても本館の施設は利用できますが、移動の手間を考えず、温泉と食事を心ゆくまで満喫したいなら、本館を拠点にするのがおすすめと言えるでしょう。
エクシブ白浜の本館とアネックスの移動方法は?連絡通路やシャトルバスを解説
エクシブ白浜とアネックスは同じ敷地内にありますが、少し離れた場所に建っています。そのため、「歩いて移動できるの?」「雨の日はどうするの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
ご安心ください、両施設間は屋根付きの連絡通路や便利なシャトルバスで簡単に行き来できます。
ここでは、それぞれの移動方法の場所や所要時間、利用方法について詳しく解説します。これを知っておけば、滞在中もスムーズに施設間を移動できますよ。
本館とアネックスを結ぶ連絡通路の場所と所要時間
本館とアネックスは、屋根付きの連絡通路で結ばれており、歩いて約5分〜7分で移動できます。
連絡通路は、本館の1階ロビー奥と、アネックスの1階ロビーをつないでいます。通路は完全に屋内で、窓からは美しい緑の景色を眺めることが可能です。そのため、天候が悪い日でも濡れる心配なく、快適に移動できます。
通路の途中には緩やかな坂や階段がありますが、散歩気分で歩けばあっという間です。レストランや温泉を利用するために施設間を移動する際は、この連絡通路を使うのが基本のスタイルになりますね。
敷地内を走るシャトルバスの利用方法
本館とアネックスの玄関前を巡回する無料のシャトルバスが運行しており、荷物が多い時や歩くのが大変な時に便利です。
敷地内には、両施設の正面玄関などを結ぶシャトルバスが定期的に走っています。チェックイン・チェックアウト時で大きな荷物を持っている場合や、小さなお子様連れ、ご年配の方と一緒で歩くのが大変な場合には、このバスを利用すると非常に楽です。
バスの乗り場はそれぞれの玄関前で、運行時間はフロントで確認できます。基本的に待っていればすぐに来てくれるので、気軽な足として活用できますよ。
エクシブ白浜とアネックスの違いまとめ
エクシブ白浜(本館)とアネックスの最も大きな違いは、本館が「クラシックで落ち着いた大人のリゾート」、アネックスが「カジュアルで開放的なファミリー向けリゾート」というコンセプトにあります。
このコンセプトの違いが、建物の雰囲気、レストランの種類、プールの場所などに反映されています。静かに過ごしたいカップルや本格的な食事を楽しみたいなら本館、アクティブに過ごしたい家族連れならアネックスがおすすめです。
ただし、温泉大浴場は本館にしかなく、どちらに宿泊しても相互の施設を利用できるため、移動の手間を許容できれば選択肢は広がります。この記事で紹介した比較ポイントを参考に、あなたの旅行スタイルにぴったりの施設を選んで、素晴らしい白浜でのリゾートステイを楽しんでくださいね。